スタンダード・ラジオ(Standard Radio Co., Ltd, )社、ラジオ製造の会社としては後発組でソニーと同様に真空管ST管やナス管の製品はありませんがスタンダードは特に弱い電波を確実に捕捉する感度の良さや、超小型トランジスターラジオ『マイクロニック・ルビー(Micronic
Ruby)シリーズ』に代表される小型化において高い技術力を発揮していたメーカーです、初期の少数製造。
起業が昭和28年東京都世田谷区でポータブル真空管ラジオを製造、販売を始めまして、29年に神奈川県相模原市内に新工場を建設し、昭和30年に東京本社を渋谷区恵比寿南1丁目に開設、昭和32年に初のトランジスターラジオ
SR-F31を製造、販売の開始です海外向けの活動が昭和39年ウォルサム・スタンダード・ダブリン(アイルランド)社≪Waltham
Standard, Dublin (Irland)≫を子会社化していますがOEM生産が主体のメーカーで製品の多くが一風の色合いと特殊な構造形として現存製品も特徴的なものが多数あります国内よりも主にアメリカのラジオユーザー向けの製品現在も人気機種として、昭和40年に製造発売開始のSR-H436などの『マイクロニック・ルビー(Micronic
Ruby)シリーズ』の超小型トランジスタラジオとしては極小型世界最小のスピーカー駆動品の大ヒットでした。当時アメリカをはじめ世界各地に輸出され、大成功を収め、今日、わずか数センチの大きさの超小型ラジオ”SR-H436”等は、北米を中心として非常に人気ン高いヴィンテージ・ラジオになっています。昭和50年3月のこと、スタンダード・ラジオ(Standard
Radio Co., Ltd, )社は日本マランツ株式会社(Marantz Japan, Inc)に社名を変更しました。平成17年には、株式会社ディーアンドエムホールディングスと合併し、事実上消滅しました、ラジオの衰退補修修復極小型に仕上げている為 逆の効果補修が困難なタイプのものもありますね。受信感度の良い機械無線機類の製造販売も行われています感度の良い製品製造が特徴の社風ですね。